注目するアーティストが音楽番組に出演することを、勝手に願う応援ページ。
第8回目はSPICY CHOCOLATEを紹介したい。
この投稿は2020年4月2日。(2020年6月14日に加筆修正しました)
ここに書かれていることが過去のことで、
今は誰もが知るアーティストになっていることを願います。
放送局名「番組名」放送日または収録日
- できる限り初回放送や配信キー局の放送局名としていますが、不明な場合(主にCSでのライブ中継番組の再放送など)は受信局名です。
- 番組名は特定できる範囲でサブタイトル等を省くことがあります。
- 放送日は6時から29時(翌日の5時)までを同日としています。
- ライブ中継番組は「収録」と表記し、ライブ収録の行われた日です。
SPICY CHOCOLATEは、DJ CONTROLER[DJコントローラー]が率いるREGGAE SOUND CREW(レゲエ サウンド クルー)。
DJ CONTROLERが毎回、アーティストを招き、時に作詞や作曲も担当してもらい、彼自身は主に作曲やアレンジなどを担当し曲を仕上げていく。
演奏は打ち込み、歌入れは招いたアーティストにしてもらう。
ライブ演奏ではDJをDJ CONTROLERが担当し、曲毎にボーカルが変わるスタイルだ。
SPICY CHOCOLATEは1994年から活動していると言うが、私が知る限り番組内での演奏が見られたのは2014年になってのことだ。
ページ最初に載せた写真は、2014年1月31日のテレビ朝日「ミュージックステーション」出演時の映像。
演奏された曲は2013年末頃にCMで流れた「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」。
SPICY CHOCOLATEの名を知らなくても、多くの人の耳に残っている曲だ。
一応説明するが、画面右がSPICY CHOCOLATEのDJ CONTROLERだ。
左は湘南乃風のHAN-KUN。
中央は当時まだTV出演がほとんどなかったTEE。
TEEは、その後、2010年リリースの「ベイビー・アイラブユー」が多くのアーティストによってカヴァーされ、デュエットの形でのTV出演があり、なんとなく見たことあるなぁ~って方も多くないだろうか。
「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」のMVは、当時新人女優の黒島結菜が出ているだけで、SPICY CHOCOLATEもHAN-KUNもTEEも登場しない。
SPICY CHOCOLATEが世に知れ渡らない(ちょっと失礼な言い方で済みません)理由は、この演奏スタイルにあると思う。
そもそもバンドの中心はボーカルなのに、SPICY CHOCOLATEの場合はボーカルが曲毎に変わる。
しかもボーカルは、ソロで活躍している有名アーティストが多い。
Mステの「ずっと」の演奏を観て、やはり多くの人はKAN-KUNとTEEのコラボユニット名がSPICY CHOCOLATEと思ってしまわないか。
いや、確かにバンドの要はリズム隊とよく言われる。
リズム隊担当は、もちろんDJであり、曲のキャラはSPICY CHOCOLATEに間違いはないのだが。
そして、「ずっと」もSPICY CHOCOLATEとKAN-KUNとTEEのコラボで実現した曲なのは間違いないのだ。
2015年の「ずっとマイラブ feat. HAN-KUN & TEE」も同じメンバーによるコラボ曲。
ますますSPICY CHOCOLATEは、KAN-KUNとTEEのコラボユニットと勘違いされてしまう。
このMVにもDJ CONTROLERは出てこない。
出演は浅田舞(姉)。
ジャケット写真も浅田舞なんだが、デジタルシングルの配信のみ。
この「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」は2012年リリースのアルバム「渋谷RAGGA SWEET COLLECTION 2」に収録されている。
このアルバムにはSPICY CHOCOLATE以外の演奏曲も収められていて面白い。
SPICY CHOCOLATEがシングル曲をリリースし始めたのは2014年からだ。
2016年まで年3曲のペースでリリースしている。
「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」の英語版『「ずっと (English Ver.)」シェネル』を加えたシングル全10曲は、どれも私のお気に入り。
「あなたと明日も feat. ハジ→ & 宇野実彩子(AAA)」も2015年リリースのシングル曲だ。
翌2016年リリースの「キミと未来 feat. Ms.OOJA & 寿君」もいいぞ。
MVは鈴木奈々だが、Ms.OOJAと寿君の歌唱映像も観られる。
「同じ空 feat. ナオト・インティライミ & 安田レイ」はCM曲なので、知っている人も多いはず。
2016年リリースのシングル曲だ。
ああ、聴いたことがあるって曲があったのではないだろうか。
そしてボーカルの違うこれらの曲を続けて聴くと、SPICY CHOCOLATEで括る何かを感じ取れると思う。
SPICY CHOCOLATEはレゲエにジャンル分けされるとのことだが、ボブ・マーリーをリアルに聴いていた私にはかなり違和感がある。
まあ湘南乃風もレゲエなのだそうなので、ボブ・マーリー時代のレゲエとは別物と思えば大した問題ではないのだが(おそらくリズムの刻み方が同じなのかも)。
これだけヒット曲がありながら、SPICY CHOCOLATEのTV出演は2014年のMステ以降、昨年2019年の「最後のPiece feat.シャネル & Beverly」まで途絶えている。
「最後のPiece」は2019年8月6日のテレビ東京「ひるソン!」、同年6月25日のTBSの深夜番組「PLAYLIST」で観ることができた。
そんなSPICY CHOCOLATEは今年(2020年)になって、Mステ以来6年ぶりにゴールデンの地上波に登場したのだが、気付いてくれただろうか。
放送されたのは2020年3月16日のTBS、CDTVライブ!ライブ!前夜祭。
新曲「夢のカケラ feat.ファンキー加藤&ベリーグッドマン」が生演奏された。
番組内でグラミー賞にノミネートされたこともある世界的・・・と紹介はされたものの、ボーカル担当のファンキー加藤やベリーグッドマンの陰に隠れてしまった印象だ。
番組内ではDJ CONTROLERのカットが何度となく映ったり、演奏の最後にファンキー加藤が「SPICY CHOCOLATE」と紹介もしてくれていた。
知る人ぞ知る大物なんだけど。
ちなみに、この日の放送では秋山黄色も登場し、SPICY CHOCOLATE、ベリーグッドマンと、まるでCDTV年越しライブの26時台のようで、Mステの対極を目指すなら突っ走ってもらいたいと思うが、さすがにゴールデンでは乃木坂も出すしかないのかぁ。
SPICY CHOCOLATEは2020年3月24日のTBSのPLAYLISTにも出演したみたいだ。
「夢のカケラ feat.ファンキー加藤&ベリーグッドマン」、次は日テレのようだ。
テレ朝は?
みなさ~ん。ファンキー加藤さんばかりでなく、ベリーグッドマン、そしてSPICY CHOCOLATEのDJ CONTROLERを知ってくださいね。
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