お気に入りのアーティストが音楽番組に出演することを、勝手に願う応援ページ。
第6回目は黒木渚を紹介したい。
この投稿は2019年11月5日。
今回は私が長年追い続けているアーティスト。
ここに書かれていることが過去のことで、
今は誰もが知るアーティストになっていることを願います。
放送局名「番組名」放送日または収録日
- できる限り初回放送や配信キー局の放送局名としていますが、不明な場合(主にCSでのライブ中継番組の再放送など)は受信局名です。
- 番組名は特定できる範囲でサブタイトル等を省くことがあります。
- 放送日は6時から29時(翌日の5時)までを同日としています。
- ライブ中継番組は「収録」と表記し、ライブ収録の行われた日です。
黒木渚というバンドを知ったのは、2013年5月3日、日テレのミュージックドラゴン(現在のバズリズム02の前々身)だったと思う。
バンド名の黒木渚は、ボーカル、ギター、作詞、作曲を担当する黒木渚(個人)から命名したそうだ。
黒木渚は3ピースバンドだが、黒木(個人)のギターは基本、コード弾きなので・・・。
元々、インディーズ時代には4人組で、リードギターがメンバーにいたらしい。
そんなこんなで、メジャーデビュー後は演奏メンバーとして、リードギターとキーボードが加わった5人編成だった。
曲作りに関わっているのは黒木渚(バンド)の3人。
番組で演奏されたのはシングル曲ではない「骨」。
ミニアルバム「黒キ渚」に収録されている「骨」は、ファーストシングル「あたしの心臓あげる」と対照的にポップな曲調だが、歌詞は黒木本人の信念を比喩したメッセージ性の強い作品だ。
この年、黒木渚のスタジオ演奏は、5月の日テレのみで、ライブ演奏も年末のWOWOWで放送されたCOUNTDOWN JAPAN 13/14の中の「骨」だけだったと記憶している。
実は、この出演を最後に大学時代からのメンバーが去り、黒木渚と言うバンドは解散してしまう。
2nd.シングル「ハサミ」はインディーズ時代からの曲をセルフカバーして、2013年の秋にリリースしている。
しかし、バンドの解散もあって、スタジオ演奏が放送されたのは2015年になってからだ。
この放送は2014年末にメ~テレで収録されたスタジオライブ。
PVとは違い、黒木のエレキによる弾き語りと言うか、アカペラに近いかな。
シンガーソングライター黒木渚(個人)としての初シングルは、この年(2015年)にリリースされた「虎視眈々と淡々と」。
カッコいいロック調のアレンジは松岡モトキによるものだ。
相変わらずテレビ出演の少ない黒木渚は、この年、このページ最初に掲載したBSスカパー!の「FULL CHORUS 〜音楽は、フルコーラス〜」(ベッキーがMCとして復帰した音楽番組)と、フジの深夜バラエティー番組「指原カイワイズ」で演奏している。
10月と11月、どちらも新曲の「君が私をダメにする」をプロモーションせず、1月リリースの「虎視眈々と淡々と」であった。
翌年2016年は、テレ東の「MelodiX!」で「ふざけんな世界、ふざけろよ」が放送された。
相変わらずメッセージ性の強い歌詞は、彼女の年齢(確か30歳だったと)にふさわしく、説得力がある。
桑田佳祐に絶賛されるなど注目を浴びながら、「ばじめまして」で始まるインタビューが未だに続いていて、なぜ、こんなにも知名度が上がらないんだろうと思ったりもした。
松岡モトキのアレンジによるシングルは、他に「原点怪奇」や「灯台」など。
「原点怪奇」はカッコいいロック、「灯台」はスローバラード。
売れ筋の曲調で、黒木渚の世界にどっぷり浸かれる2曲だ。
2016年の夏以降、黒木渚は喉を傷め、歌手活動を休止してしまう。
「MelodiX!」を観るようなコアなファン以外に知られることなく、この年は終わってしまった。
黒木渚は闘病中、小説「壁の鹿」を書いている。
小説家活動は、翌年、歌手活動を再開した以降も続いていて、5冊目となる「檸檬の棘」が本日(2019年11月5日)刊行された。
同名のアルバムは先月リリースされ、MVも公開されている。
アルバム「檸檬の棘」には「美しい滅びかた」と言う曲も入っていて、先行リリースされている。
こちらは、今までの黒木渚をイメージする曲だ。
ここにきて黒木渚が再度注目される予感がある。
今度こそ。
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